金日成国家主席の銅像 左の写真は,朝鮮の首都,平壌の万寿台(マンスデ)の丘にある,金日成国家主席(1912年4月15日 - 1994年7月8日)の銅像。朝鮮を訪れた人々は必ずここに来て,献花,挨拶をする。この場所を抜きに朝鮮観光をすることはできない。 全てが巨大につくられている平壌であるが,この銅像の大きさは圧巻。足もとの人間の身長から推察すると,この大きさがわかる。写真を撮ることは構わないが,国家主席と同じポーズをしての撮影は禁じられている。銅像の後ろは,朝鮮革命博物館。 2000年当時は,金日成国家主席の銅像のみであったが,現在では,金正日総書記(1941年2月16日 - 2011年12月17日)の銅像もこの場所に建造されている。 |
名古屋空港(小牧)に駐機中の高麗航空機 高麗航空 (Air Koryo)で名古屋から出発。機材は旧ソ連製のツボレフ(TU-154B)。主翼にエンジンが無く,後ろに3発とユニークな設計機。 |
高麗航空の平壌行き搭乗券 平壌行き高麗航空のボーディングパス。ピョンヤンの順安空港の3レターはFNJ(専門職でも普通は知らん)。名古屋空港の手続きはANAがエンドース。 |
順安空港のターミナル 朝鮮の玄関,順安空港のターミナルビル。ボーディングブリッジは無く,全て沖止め。出迎えは若き日の金日成国家主席。道中よろしくお願いします。 |
平壌市中心(西平壌) 平壌市の中心地,西平壌側(主体思想塔より撮影)。写真手前は市内中心を流れる大同江(テドンガン)。左奥は建設中の柳京ホテル(100階建て)。 |
凱旋門 金日成国家主席の生誕70周年を記念して,1982年4月15日に建てられた。パリの凱旋門をモデルとしながらも,約10m高くなるように造られており,世界最大の凱旋門となった。金日成主席が祖国回復を志し平壌を後にした年である1925年,平壌に凱旋した1945年の年号が付されている。 |
人民大学習堂と金日成広場 朝鮮における軍事パレードや大きなイベントはここの金日成広場で行われるため,この場所の映像がよく流れ,日本人におなじみの場所となっている(対岸の主体(チュチェ)思想塔より撮影)。奥(西)に人民大学習堂,左に朝鮮中央歴史博物館がある。 |
主体(チュチェ)思想塔 金日成主席の70歳の誕生日を記念して,人民大学習堂の対岸に建造された。高さ170メートル。主体思想とは,朝鮮および朝鮮労働党の政治思想。 |
普通江沿いの柳と柳京ホテル 普通江沿いの美しい柳,柳の多い平壌は別名,柳京と呼ばれている。後ろは柳京ホテル(高さ300メートル超の世界最大の建造物)。このホテルは2000年当時は,資金難で世界最大の廃墟と揶揄されていたが,現在は完成間近との情報もある。 |
偉大なる指導者のポートレート 街のいたる所に指導者たる親子の写真や肖像画が掲げてある。中でもこの肖像画はひときわすばらしい。平壌市内をゆったり流れる大同江(テドンガン)にかかる橋を語らいながら散歩する2大指導者を描いた作品。平和の象徴,鳩が戯れて和やかな雰囲気をかもしだしている。 普通江(ポトンガン)ホテルにて撮影。 さ,平和な平壌から軍事境界線(国境と誤って認識する方も多いが,軍事境界線は国境でない)まで車で2時間強。境界線付近は緊張した空気におおわれ,まさに「一触即発」の雰囲気を味わうことができました。 |
軍事停戦委員会会議場と軍事境界線 写真奥,向こう側が当然大韓民国(朝鮮側の板門閣より撮影)。小屋は,軍事停戦委員会会議場。写真中央,横に走る10センチほどの突起が38度線(軍事境界線)。 |
軍事停戦委員会会議場の内部 軍事停戦委員会会議場小屋の中。この小屋の中だけは南北自由に行き来しても良い場所。ちなみに,マイクの線が38度線ということは言わずと知れた事実。 |
軍事停戦委員会会議場より 韓国側をのぞくと,UNのマーク入りのヘルメットをかぶった国連軍の兵士が・・・。今回だけは,わたくしはそちらへ行けません。少々複雑な思いかつ緊張しました。 |
軍事境界線から少し離れると コンクリートの巨大な塊が道路沿いに配備されている。韓国側が攻め入ってきた際,ストッパーを外し,コンクリート塊を道に落とし韓国軍の北進を防ぐ。 |
軍事境界線近くの道路標識 韓国ソウルまで,ここから70キロメートルと書いてある。ちなみに平壌までは北に約200キロある。軍事境界線からソウルまではわずかの距離しかないということ。 |
朝鮮戦争停戦合意書 軍事境界線近くの小屋に,朝鮮戦争の停戦に同意した文書(レプリカ)が色褪せた国連旗とともに保存されている。朝鮮戦争は,停戦(休戦)したのみで,終了していない。 |
軍事境界線近くの風景 軍事境界線近くの風景(車窓より)。護岸工事等の手が加えられておらず,手つかずの自然が残っている。 |
朝鮮の子供たち 最後に私のわがままで1枚-平壌の小学生-。マスゲームの練習を終えて帰宅するところ。朝鮮の子供たちガンバレよ! |