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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集 > 韓国

大韓民国 (Republic of Korea)


 韓国は日本から最も近い国。言葉も文化も良く似ています。近いのでついつい行ってしまう国で,米国及びタイと並んで渡航回数が多く,過去20回以上この国に入国していました。最近では食料・物資の調達に行く事が多くなり,帰りの荷物が極端に多くなる傾向にあります。通っている間に言葉も相当しゃべれるようになってしまいました。今後の目標はこの国で車の運転をすること。基本的に英語併記ですが,ハングル文字の標識を解読することが必要となります。
 さて,韓国の写真はいつでも撮れると思えばあまり撮らないもので,カメラを持って行かないときもあります。また,風景が日本とそっくりなのでシャッターを押す機会もあまり無いのでしょう。ということで,このページはあまり充実していません。今後徐々に充実させていきます。
 1994年の初訪問以来,合計20回以上訪問。直近の訪問は2015年6月。最近の記憶で新しいことは,MERSコロナウイルスが蔓延する韓国に上陸したことです。


 韓国の風景  境界線付近  乗り物  韓国料理


韓国の風景

ソウルの南山
ソウル支庁方面から見る,南山とNソウルタワー。南山は標高265m,頂上付近までは,ケーブルカーもあるが,季節によっては歩きでも十分に楽しめる。
南山からの眺め
南山から南側の風景。発展を遂げた韓国の様子がうかがえる風景。写真奥に漢江,更にその奥は江南(漢南)地区の市街地が広がる。かすかに,63ビルも見える。
 
ロッテワールド(アドベンチャー)
ソウル名物のロッテワールド。冬季にも楽しめるように,屋根付きの全天候型施設(アドベンチャー)。最下階にはスケートリンク併設。これほど大規模な屋内施設を世界でも見たことない。
ロッテワールドのマジックアイランド
全天候型のメイン施設(アドベンチャー)から隣接するマジックアイランドへの通路。奥に,マジックアイランドのシンボル,シンデレラ城?(←違う)を臨む。
 
漢江より南山を臨む
漢江(ハンガン)から見たソウルの漢北風景。写真の奥にソウルのシンボル南山及びNソウルタワーを臨む。どこにいてもタワーが見えるので方向が分かり易い。
明洞
ソウル随一の繁華街,明洞(ミョンドン)に夜の帳がおりた頃の様子。歩行者天国に多くの露店が並び,韓国人のおのぼりさんと日本人観光客で四六時中ごった返している。
 
63ビル
汝矣島(ヨイド)にある63(ユクサム)ビル。建設時は,サンシャイン60ビルを抜いて,アジア一高いビルであった時代もあった。元々金色をしているが,夕日を受けて壁がゴールドに輝く光景が一番きれいな光景。言うまでもなく韓国人はゴールド好き。
国会議事堂
韓国の国会議事堂。汝矣島(ヨイド)にある。汝矣島は書いて字のごとく島で,漢江の南岸の中洲。韓国の政治経済の中枢が集まるが,その昔この島に飛行場があった。その後,空港は金浦に移転し,現在は更に仁川に移転した。
 
仏国寺
慶州(キョンジュ)の仏国寺。ユネスコの世界遺産に登録されている。ここが慶州観光のハイライト。慶州は新羅(BC57〜935)の首都であった。慶州はプサンから高速バスで1時間(市内まで),KTXで30分(新慶州まで)の距離。
釜山水族館
釜山の海雲台に2011年,韓国最大の水族館「Busan Aquarium」がオープンした。この手狭な地区のどこに水族館を作ったのかと思いきや,地上1階(エントランスのみ),地下3階と,ほとんどの施設を地下に作った施設。見学所要30分ほど。
 
釜山の海雲台
釜山の海雲台(ヘウンデ)の海岸。このビーチ沿いに,ホテル,カジノ施設(外国人専用)等が所狭しと立ち並び,リゾートの雰囲気をかもし出す。夏季は海水浴場となり,多くの市民が押し寄せる。
釜山のチャガルチ市場
釜山(プサン)のチャガルチ市場の様子。魚介類を扱う店が並び活気がある。魚はもって帰ってもいいし,この場所で食べることも出来る。価格は比較的平均安いが,日本人が行くと少々高くなる。

軍事境界線付近の風景

韓半島の軍事境界線について
軍事境界線(くれぐれも国境ではない)を境にした韓国(手前)と北朝鮮(向こう側)。領土面積は北朝鮮側が広い。朝鮮民族は昭和20年の終戦以降,朝鮮戦争を経て未だ離れ離れである。誰の責任なのか?
臨津江を隔てた南北
烏頭山(オドゥサン)統一展望台にて。写真中央手前のやや左側の建物がこの展望台。この部分は臨津江(イムジンガン)を隔てわずか3.2kmで対岸は北朝鮮。川の中央が38度線。ここは軍が管理しており,警備は物々しい。
 
統一展望台から北を臨む
烏頭山(オドゥサン)統一展望台から眺める北朝鮮の風景。ここにはいわゆる模範村があり,北朝鮮の人民が農業等をしながら暮らしている。ソウルからわずか1時間弱の場所である。
北の模範村
模範村は韓国に向けて,北朝鮮の宣伝を行っている。模範村には小学校,集会所等もある。「祖国統一」,「税金の無い国」等の看板が見える。建物も畑も歩いている人々も見える。
 
自由の橋
臨津江(イムジンガン)沿いの沼地に架かる「自由の橋(Freedom Bridge)」。当時のままの木製である。ここから少し北は軍事境界線の南北各2kmの非武装地帯。2000年までこの付近は立ち入り禁止であった。
自由の橋記念プレート
1950年に朝鮮戦争が始まり,その後50年を経てようやくこの橋が2000年に開放された事を示す。この年,2000年は,韓国の当時の金大中大統領が6月に,わたくしが8月に北朝鮮を訪問した記念すべき年。
 
壊された京義線の鉄橋
ソウルから平壌を経て新義州まで伸び,その昔,満州鉄道にまで繋がっていた鉄道京義線の鉄橋。鉄橋の北半分が破壊され,現在はここで行きどまり。
壊された鉄道京義線の鉄橋U
自由の橋(手前)と壊された京義線の鉄橋。壊された鉄橋は,日帝時代に建設されたのもので,線路幅はもちろん大陸仕様の広軌。
 
軍事境界線の有刺鉄線
軍事境界線には有刺鉄線が延々と張り巡らされている。北に隣接する漢江の下流や海岸沿いにもあり,総延長はとてつもなく長い。この半島の民族史は,朝鮮戦争が1953年に休戦し,その後60年以上止まったままである。
軍事分解(境界)線
軍事分解線(クンサブンケソン)。これはレプリカであるが,このような立て看板で朝鮮半島は南北に分断されている。ちなみに韓国では北朝鮮を北韓と呼び,北朝鮮では韓国を南朝鮮とそれぞれ言っている。
 
朝鮮戦争について
朝鮮戦争は1950年起こるべくして始まった。開戦後,朝鮮人民軍が一気に攻め,首都ソウル陥落。その後,韓国は写真の黄線部分の釜山周辺を残すところまで攻められ,釜山に臨時首都を置いた。その後,海から仁川上陸に成功し,ソウルを奪還した。その勢いで攻め上り,中国国境の鴨緑江まで一時は攻めた。
朝鮮戦争についてU
中国国境まで攻めたとき,中国義勇軍が参戦。朝鮮人民軍は再度南進し,韓国ソウルは再び陥落した。この後,韓国軍が挽回し,現在の38度線付近でこう着状態となり,1953年に朝鮮戦争は一時停戦した。終戦したわけではない。ちなみに北朝鮮では勝利という言葉を多用している。

海上航路と韓国高速鉄道(KTX)

博多−釜山の高速航路
韓国入りする際に時折利用する高速艇。写真はJR九州高速船が運航するビートル号。博多と釜山間を約3時間で結ぶ。写真はポスターを撮影。写真の通り,洋上で2mほど浮き上がって,時速80kmで航行する。
博多港に停泊中の「高速艇ビートル号」
こんな静かな波の日なら良いのだが,対馬海峡は外海。風の強い日は,高速艇は相当揺れます。そんなとき,酔い止めの薬がチェックインの際にもらえます。ビートル号の後ろには海上保安庁の巡視船ちくぜん。
   
下関−釜山の航路の星希(ソンヒ)号
ソンヒ号は2002年に運航開始。下関と釜山間を日本側のはまゆう号と共同運航している。16,665トンと大きい。
星希(ソンヒ)号
名前通りのイメージが煙突に描かれる。韓国で造船,船籍はパナマである。
   
星希号の船内T
船内には客室のほか,レセプションホール,ラウンジ,コンビニエンスストア,レストラン,バー,カラオケ,浴室,多目的ルーム等を備える。
星希号の船内U
ラウンジの様子。早朝に撮影したため人は少ないが,夕刻のゴールデンタイムは満席になる。テレビは永遠と韓国の放送が流れていた。
   
博多−釜山の航路
GPSシステムを利用した現在位置情報がモニタに映し出される。この日は出航から約
11時間で釜山港到着です。早いときは7,8時間で到着し,停泊して時間が来るのを待つ様です。
間もなく釜山に着岸
ベタ凪ぎの釜山港。だからゆっくりと燃費を節約して航行したのです。釜山港に到着すると必ず「釜山港に帰れ」を歌ってしまうのは私だけでしょうか?この旅情も高速船では味わえません。
   
韓国高速鉄道KTX
海路で>釜山に着くと,その後はKTXで移動できます。写真上段からソウル駅のKTX専用ホームに到着直後のKTX(上左)及びプサン駅に停車中のKTX2線分(上右)。下段はソウル駅に停車中のKTX(下左)及び大田(テジョン)駅KTX専用ターミナル構内に停車中のKTXを別のKTX車内から撮影(下右)。KTXは2004年4月に部分開業,2010年にソウル−釜山間が全線開業。2都市を2時間30分を切ってを結ぶ。ちなみにソウル−プサン間は新幹線の東京−米原間とほぼ同距離。

KTXはアジア初お目見えの欧州TGV方式を採用。18両の客車に前後各1両の牽引車両を連結し,全20両編成。新幹線のぞみ号より揺れは格段に少なく,乗り心地は至って快適。プッシュプル方式である為か客室の音も相当静か。ただ,加速は全輪駆動方式の新幹線の方が良い印象。
 
KTXのシート
KTXの車両内風景。写真は特等席(シートは2×1)。全座席,進行方向に向いて座ることができる。一方,普通席(2×2)はシートピッチが狭くシートが反転しないので,座席は半分前向き,残りが後ろ向きに固定。1/2の確率で逆向き乗車になる。時速300kmでの逆向き乗車は,乗り物と思えばきついが,アトラクションと思えば良い。
釜山駅の案内
プサン駅を発車する列車の案内掲示板。オレンジ色の文字がKTX,緑色の文字が従来の列車を現している。次の発車は11時発のKTX12号ソウル行き,その次は,11時35分発のセマウル号ソウル行き(従来線を走るので所要5時間),4番目のも従来線のムグンファ(ムクゲ)号ソウル行き(所要5時間半)。
 
ソウル駅
KTXの開通と共に駅舎も新しくなった。東京駅と同デザインのおなじみのソウル駅舎の南側にこの新駅舎が建設されている。旧駅舎も隣にそのまま残っている。
釜山駅
新しくなったプサン駅。旧駅舎と全く同じ場所に新駅舎を建て替えている。正面から2階に上がるところ等,旧駅舎と酷似する構造部分も多い。

韓国の食材及び食事

韓国の食材や調理方法は基本的に日本に似ている。ただ,調味料が異なり,大半の料理に唐辛子が使われる。日本人には少々辛いが,慣れてくると病みつきになってくる。食堂で食事を頼むとキムチやナムル等の副菜が頼んでも無いのにずらっと並び,最初はビックリする。が,これらは無料。おかわりしても無料。日本で言うお茶みたいな感じです。 
ケブル(ゆむし)
(チャガルチ市場にて)
 いいだこの踊り食い
(チャガルチ市場にて)
かに
(チャガルチ市場にて) 
ロブスター
(チャガルチ市場にて) 
   
ブタの頭
(チャガルチ市場にて)
ヒラメの刺身
(チャガルチ市場にて)
カンジャンケジャン
(ソウルにて)
高層アイス
(ソウルにて) 
   
海鮮鍋
(ソウルにて)
カルビ焼肉
(ソウルにて)
味噌汁定食
(慶州・仏国寺付近にて)
ブタの内臓煮込み
(チャガルチ市場にて)

韓国のページを最後までご覧頂きありがとうございます。

韓半島は第2次世界大戦後,同一民族による朝鮮戦争を経て,南北が分断されたままで休戦状態です。その後,60年以上が経過し,韓国は目覚しい発展を遂げ,経済力をつけています。しかし,南北統一は未だ実現していません。

北朝鮮に目を向けると,過去の仲間であったロシアや中国が資本経済を取り入れ,発展してるのをしり目に,経済状態は決して良くありません。ロシアや中国のヤング世代に聞いてみると,北朝鮮は恐い国というイメージが幅広くあるようです。私からすれば,「無責任なことを言うな」,「君たち責任を感じなさい」と言いたくなるのですが,これも時代の流れと考え,理解すべきことであります。韓半島の雑感ぽくなりましたが,お時間が許せば「朝鮮民主主義人民共和国」のページもご覧下さい。

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