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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集タイ > バンコク

バンコク(Bangkok)

 タイの首都バンコクは1700年代になって開かれた比較的新しい都市で,アユタヤ様式の流れをくむ建物が多い。チャオプラヤ川が市内を流れ,別名「天使の都」とも呼ばれるように美しい大都市である。

 ベストシーズンは11月から3月の冬(乾季)。天候が安定し,湿度が低く,空が青い。スコールの遭遇率も比較的低く,朝は涼しく過しやすい。この時期,観光客はプールで泳ぐが,地元の人は長袖を着て季節を感じている。4月頃からの夏は暑く,雨も徐々に多くなる。6月頃からは雨季で,降れば土砂降りだが,1日中降る事は無いので気にすることは無い。雨が降ったとき傘をさしているのは観光客。

 1986年の初訪問以降,数え切れないくらい訪問。毎月訪問していた時期もあり,その頃は,バンコクに帰るって感じであった。あの頃が懐かしい。

(随時更新中,2018年5月最終更新)
 
王宮/ワット・プラ・ケオ I
(Wat Phra Kaeo and Grand Palace)

王宮は1782年に完成し,国王の住居とともに国儀を行う場所として使用された。併設のワット・プラ・ケオは王宮内にある王族専用寺院。エメラルド寺院の別名を持つ。現在,王室は住居を移しているが,王室行事と宗教上の行事はここで行われるため,タイで最も神聖な場所であることには違いない。金色の仏塔には釈迦の遺骨が納められてる。その右奥が本堂で,この中にエメラルド色の翡翠(ひすい)で出来た仏像がある。硬貨1バーツはこのアングルの写真がデザインされている。
王宮/ワット・プラ・ケオ II
(Wat Phra Kaeo and Grand Palace
)

本堂にあるエメラルド色の仏像は,ラオス侵攻から持ち帰ったものと言われている。仏像は季節に合わせ,国王自身の手によって年3回衣替えをする。そう,タイには四季でなく冬,夏,雨季の三季である。入場料はどんどん上がり,現在500バーツと超高価(2017年現在)。だが,記念日には無料開放される。何回か行ったがうち2回は無料だった(1回は1月1日で無料,もう1日は何の日で無料だったのか分からない)。
 
ワット・アルン I (Wat Arun)
日本名は暁の寺。エメラルド仏像がその昔ここに置かれていたという由緒正しきお寺。ワット・プラ・ケオやワット・ポーの川向いにあり,チャオプラヤ川を渡し舟に乗って訪問する。この大仏塔はひときわ高く美しい。タイ仏教にインド(ヒマラヤ)のヒンズー様式が取り入れられているらしい。
ワット・アルン II (Wat Arun)
よくお目にかかる10バーツ硬貨のデザインはこのワットアルン。三島由紀夫もこの美しい寺に感銘を受けた。入場料は50バーツ(2017年現在)。2013年から4年間,大規模な修復工事を行っていたが,2017年秋に終了。修復後のきれいな仏塔を見ることが出来るようになった。 
   
ワット・ポー I (Wat Pho)
大寝釈迦仏で有名なこのお寺。寝釈迦仏は全長49メートル,高さ12メートルと巨大で圧巻。半時計周りに参拝する。裏側に回り込むと,108つの煩悩を捨てる鉢が置かれており,お賽銭を入れて行く。堂内にはこのお賽銭の音が響き渡る。何でも日本語にすることが得意な日本人であるが,このお寺の日本名はワットポーのまんま。
ワット・ポー II (Wat Pho)
ワットポーは,バンコク最大の敷地面積のお寺。また,建造は西暦1788年と古く,バンコク最古の歴史を誇る。更に,タイ古式マッサージの総本山があることでも有名。参拝に際し,外国人は参拝料を支払う(2017年現在100バーツ)。
 
ワット・パクナムの仏塔 (Wat Paknam)
ひそかに日本人に人気のスポットとなりつつあるワット・パクナム。場所的には鉄板スポットから外れたところに位置するが,BTSも延伸したのでアクセスも良くなった。お寺そのものが人気になっている訳でなく,この仏塔の内部に秘密がある。
仏塔の内部 (Wat Paknam)
仏塔の最上階に登ると,エメラルド色のドームが出現する。百聞は一見に如かず。写真ではこの立体感が表現できないのが残念。天国に吸い込まれて行くようなイメージは,ローマのシスティーナ礼拝堂の美しさに匹敵すると思う。
 
市内を流れるチャオプラヤ川
バンコクは東洋のベニスとの言われた水の都。かつては運河が市内にはりめぐらされ,水上交通が発達していたが,現在は埋め立てられ,この海上交通はこの地区等一部を残すのみとなった。写真右側手前からシャングリラホテル,オリエンタルホテル,左側はペニシュラホテル。シーロムのサパーンタクシン橋から撮影。
チャオプラヤ川の夜明け
エネルギッシュな街,眠らない街,バンコクもこの瞬間は静かな夜明けを迎える。バンコクの人口は800万人強,首都圏人口は約1,500万人,更に旅行者と旅行者を装う外国人定住者が無数に生活している。街はコンクリートジャングルな感じがするが,この川を見るとなぜか落ち着く。時々,この川が見えるところに宿を構える。
 
バイヨーク・タワーU(Baiyoke Tower II)
バンコクの新名所。1998年竣工のこのビルはタイで一番高い建造物で,高さ304m。横浜のランドマークタワー(296m)より高い。展望台からはバンコク市内が一望できる。特に夜景がきれいであるので夜の訪問がお薦めであります。
バイヨーク・タワーU(Baiyoke Tower II)
85階建て。近づくと大きくて写真に入らない。中には,駐車場,ショップ,バイヨークスカイホテル,展望台,スカイレストラン等がある。2007年このホテルに宿泊したが,展望レストランでの朝食が最高だった。
 
バイヨーク・タワーからバンコク市街を臨む
バイヨーク・タワーからバンコク市内(スクンピッド方面)を臨む。スクンピッドは官庁街であるシーロム地区と並び人口が集中する地区である。また,日本人居住者もここに集中する。こう見ればバンコクは立派な都市になったことがわかる。
スカイトレイン(BTS)
バンコクの街の慢性渋滞を解消する目的等で建設された。1999年の開業。ドイツ製の車両と中国製の車両が運行されている。

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