ラオスはASEAN加盟国である。人口は700万人弱とASEAN加盟国中,ブルネイ,シンガポールに継ぎ少ない。国土が比較的広いため,人口密度はASEANで一番低い。 社会主義国家のため発展が遅れ,一時は世界の最貧国とも言われたが,近年では市場経済への移行,また,中国の資本融資を受けてメコン川にダムを建設し,その発電による売電等で,財力を蓄えている。 (2019年9月記) |
ルアンパバーンはラオス北部のメコン川に開けたラオスの古都。街全体がユネスコの世界遺産に登録されている。昔は川沿いに伝って文化や言葉が伝えられ発達したためか,この地の言葉とタイ北部チェンライ等の言葉はよく似ている。この街の魅力は,昔ながらの街並みや生活,文化が残るところ。西洋人が好きなタイ,メホンソーンのパーイに似るところもあるが,この街は歴史も伴っており,とても魅力的な街である。 | |
プーシーの丘 標高約150メートル。プーシーの丘はこの街のハイライト。この丘に登るとこの街全体を見渡すことができる。特に夕暮れは,メコン川側に沈む夕日を見る目的で人気がある。下段写真の方向にもう1時間もすれば日が沈む。私はその後何をするわけでもないにも拘らず,その1時間が待てなかった。 |
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プーシーの丘への階段 下から望むと案外標高がある様に見えるが,5分程度の登りであっという間に到着する。脚力に自信が無い人でも大丈夫。 |
丘の頂上 頂上にはタート・チョムシーといわれる仏塔が備えられている。夜間はこの仏塔はライトアップされ美しい。 |
ワット・シェントーン(Wat Xiengthong) ルアンパバーンで最も美しい寺院のひとつ。14世紀に建造され,この街で最も古い寺院でもある。三重の湾曲した屋根が美しい。 |
ルアンパバーン国立博物館 フランス植民地時代に,ロイヤルパレス(王宮)として建造された。現在は博物館として使用している。 |
夕暮れの寺院 モデルのお寺は,ワット・マイ・スワンナプーム・アハーム(黄金の寺院)。雨期を避けると,この地は天気が良く,湿度も無く,空が青く高い。 |
ナイトマーケット インドシナ半島一帯に見られるナイトマーケット。夜の帳とともに,メイン道路が歩行者専用となる。地元民相手の朝市と違い,夜市は観光客相手の商売である。 |