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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集米国 > ベイエリア1

ベイエリア (Bay Area) ,その周辺へのエクスカーション

 
 
アメリカは私にとって憧れの国。以前はアメリカ移住計画もあった。今もときどきその思いが止まないときがある。

 特に,カリフォルニア州のサンフランシスコ郊外,ベイブリッジを渡ってすぐのバークレー(Berkeley)に思い入れがある。ここは私が育った第2の故郷。私が生まれ育ったここ徳島県内を除いて,唯一,長期生活をした都市。実は私が修士学生のころ,バークレーのとある家庭にホームステイして,しばらく学校に通っていた。バークレーはこぢんまりした街ですが,有名なカリフォルニア大学の本校のUCB(地元ではUCバークレーと呼ぶ)があり,多くの学生や芸術家が住んでいる美しい街である。

 1988年にホームステイして以来,十数回再訪問。ここの家庭に居候等して,ここを拠点にちょっとした旅に出かけるのが習慣となっている。米国での述べ滞在日数は,タイでの滞在日数ををしのいでいると思われる。
 

(2002年記,2013年及び2015年追記)

バークレー(Berkeley

バークレー市庁舎(City Hall)
バークレーはサンフランシスコを中心とするベイエリアのイーストベイ(サンフランシスコ湾の対岸)に位置する人口10万人程の小さい街。この小さな街が,政治的,社会的に最も進歩的な都市として,全米に知られている。
市内の様子
市内でも大きいシャタック(Shattuck)アベニューの様子。車の往来も少なく,運転しやすい。自転車が悠々と車道を走ることが出来る(というか,自転車は車道を通らなければならない)。ホント住みやすい街である。
 
University of California, Berkeley
1868年に設置されたカリフォルニア州立大学。カリフォルニア大学の本校で、10校のカリフォルニア大学系列の中で最も古い歴史を持つ。UCバークレーと呼ばれる。
UCバークレーのキャンパス
UC バークレーは1960年代の学生運動の発祥の大学。同じ大学でロサンゼルス校のUCLAが,ちゃらちゃら したイメージがあるが,ここUC バークレーは質実剛健。私のイメージにピッタリの大学なのです。
 
キャンパス内は広大
広大なキャンパスに背の高い木々がそびえ,建物がまばらに散らばっており,とてもゆったりしている。校内に野生のリスも住んでおり,目の前を横切って行く。
セイザー(Sather)門
UCバークレーの南門,セイザー門。88年に住んでいた時はセイザーの響きに何の疑問をもたずに普通に流していたが,至近の訪問で気付いたが,セイザーとはどうも女性の名前であるらしい。それ以上は不明。今後情報収集します。
 
セイザー(Sather)タワー
UC バークレーのランドマーク,セイザー(Sather)タワー。キャンパスのどこにいてもこのタワーを見ることができる。このタワーにのぼると,湾の向こうのサンフランシスコやゴールデンゲートブリッジまで見渡すことができる。
キャンパス内のリス
キャンパス内には多くのリスが生息している。リスをみて騒いでいるのは観光客だけ。リスはキャンパス内だけでなく,バークレーの街中で見かけることができる。塀の上をネコが歩いていたと思えば,次の瞬間,リスが跳ねている。
 
【旧橋】ベイブリッジ(オークランド側)
サンフランシスコ湾にかかるベイブリッジ。サンフランシスコとオークランドの間にかかる(サンフランシスコ向き車線)。真ん中にトレージャー島があり,この島のオークランド側がこの写真の橋であった。現在は取り壊された。
 
ベイブリッジ(サンフランシスコ側)
こちらはトレージャー島のサンフランシスコ側の橋。こちらは吊り橋。この橋を渡るとサンフランシスコ市内に突入する。橋は2階建て構造で逆車線(オークランド・バークレー向き)はこの下を走る。現在も供用中である。
 
新しくなったベイブリッジ
1936年の完成から長い歳月が過ぎ,老朽化が進んだベイブリッジが架け替えられた。当初は,補強で耐用年数を伸ばす手法もあったが,費用対効果として架け替えたほうが良いということになった。2013年9月に完成した。左側に解体中の旧橋が見える。
新ベイブリッジ
旧橋の取り壊しは,トレージャー島側(西側)から進められ,2015年夏にはオークランド側の約半分を残すのみとなっていた。新橋も旧橋と同様,2階建てとなっており,サンフランシスコ向きが上階,逆向きは下階を走る。設計上の寿命は150年だそうな。

サンフランシスコSan Francisco

名物のケーブルカー
サンフランシスコの名物ケーブルカー。坂の多い街で大活躍である。今は市民の足というより,観光客の為の乗り物に変わってしまった感がある。始発駅では行列をなして乗車の順番を待つ光景を見かける。ワンブロック歩いて次の停車場で乗ると待たなくてどんどん乗れるので快適である。
パウエル駅を発車するケーブルカー
パウエル駅のターンテーブルを出発すると,歩道でストリートミュージシャンが音楽を奏でており,その音楽に合わせてケーブルカーの車掌が出発の合図に使うベルをチンチン鳴らして応えている光景に出くわした。「友達」って聞くと,「ちがう」と言っていた。日本でこんなことすると車掌は多分クビ!
 
ハイド側のターンテーブル
うまくターンテーブル部が写っていないことをお許し頂いて・・・。ターンテーブルはこの右手前にある。ターンは手動。車両がのる度に人力でターンさせる。この光景はとても趣がある。
ケーブルカーの歴史
サンフランシスコの象徴的存在のケーブルカーは1873年に開業。以降,現在も開業当時のまま運航されている。従って運転は,ターンテーブルに限らず全部手動。
 
坂の多いサンフランシスコ
ケーブルカーからの風景。坂の様子がお分かり頂けると思います。サンフランシスコでは自転車は走れません,無理。車を止めるときは,必ずハンドルをいっぱい切っておくのがここの常識です。後ろの島は元監獄島のアルカトラズ島。
坂がキツ過ぎる通り
サンフランシスコで一番有名な坂道,ロンバートストリート(Lombard Street)。この写真は坂の上から撮影したもの。でも,いつからこの様に有名になったのであろうか。30年前はこんなに有名ではなかったと振り返る。
 
ロンバートストリート
下から見ると更に良くわかる。坂があまりにもキツいので,車が真っすぐ降りられない(多分,転がり落ちてしまう)。だから,グネグネにして勾配を干渉している。しかも,降りの一方通行である。
車の性能への挑戦
なんと,この坂の最大勾配は40パーセント(角度にすると27度)というロンバートストリート,恐らく一般乗用車の性能の限界との挑戦と思う。ま,登りでないないのがせめてもの救い。
 
ゴールデンゲートブリッジ
1937年に完成。長い間,世界一長い吊り橋として君臨した。車が上下合わせて6車線ある。金門橋と言うも金色ではない。その昔,カリフォルニアに金が発見され,人々はこぞって西を目指した時代があったことは有名。この海峡が金門,つまりゴールデンゲート。この海峡には海流の関係で,霧が常時かかることで有名。何度行っても霧に覆われて全く見えないことで有名。でも,ここに住んでいると,たまにはこんな快晴に出くわすこともある。
 
フィッシャーマンズワーフ
ここもサンフランシスコの名物。シーフードレストランやミュージアム,ショップが建ち並ぶ。いつ行っても多くの観光客であふれている(つまり日本人,いや最近は中国人が多い)ので,あまり得意な場所ではない。カニは日本に比べ案外安いかも・・・。
フィッシャーマンズワーフ
ヨットハーバー。ここからゴールデンゲートブリッジの下やアルカトラス島をめぐるツアー船が出発する。海峡はいつも(夏でも)寒いので,着込んで行くこと。
 
ピア39
サンフランシスコ観光のハイライト,ピア39付近。いつ来てもここは観光客が多い。この奥に野生のアシカが休憩している場所がある。
オブジェと思いきや,これ人間
こちらも名物,ストリートパフォーマー。少しも動くことなく銅像のごとく立っている。興味を示した人に対し,突然動いてびっくりさせる。心臓が止まりそうになるので要注意。
 
 
ピア39のアシカ
野生のアシカ(Sea lion)が甲羅干し?をしている。大きい声で,「ウッ,ウッ」となく声が遠くまで聞こえる。昔はここまでたくさんいなかったが,1989年の大地震以降,ここにくるアシカが増えた。時間帯等によっては1匹もいない時もある。動物園ではないので仕方ない。
 
ピア39からサンフランシスコを臨む
こうみると坂の街とは思えないくらいなだらかであるが,実際は,ホントに坂だらけの街である。サンフランシスコは人口約70万人と多くの人の想像より,人口も面積も小ぢんまりしている。ピア39から撮影。
アルカトラズ島
その昔はここに要塞が作られ,ベイエリアを防御した。ゴールドラッシュ以降は囚人を留置させる島(監獄)としての役割を果たした。現在は国立公園となり,観光地として解放されている。
 
サンフランシスコ市庁舎(City Hall)
1915年に建設されたカトリック聖堂をイメージさせる建造物。見どころが多い地区にありながらランドマーク的存在となっている。
フェリービルの時計台
ベイブリッジのたもとに近い場所,フェリーの発着場にある。近くに高い建造物が無いためひときわ目立つ。香港がそうである通り,港に時計台を作るのは外国の方は好きね。
 
   続き(ベイエリアU)もご覧ください⇒  

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