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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





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フランス (French Republic)


 パリはフランスの文化,経済,政治の中心。街並みとセーヌ川のマッチングが美しく,また,多くの観光名所があり,世界屈指の観光都市でもある。
 現在のパリは多民族化が進み,街行く人の半数以上はラテン系白人でなく,旧植民地からの移民・難民が市民権を得,パリジャン・パリジェンヌとなっている。アフリカ系の人がその大半であるが,日本人と顔つきの似た人は,旧フランス領インドシナからの移民・難民であることが多い。
 フランス語を話すことはフランス人のポリシー。道中,人に道を聞きたくなることもあり,英語でたずねると,ほぼ100%の確立でフランス語で返してくる。更に,英語で続けても,フランス語で返してくる。その後はこちらも,つたないフランス語で続けることになる。「分かっているのだったら英語をしゃべってくれよ」と思うが,これには長い長いストーリーがあるらしい。


 (2006年作成,2013年6月及び2017年10月写真追加)

 
凱旋門
凱旋門は,1805年のアウステルリッツの戦いに勝利した記念として,翌年,ナポレオン一世(1769-1821)の命によって建設が開始。ナポレオンの死後の1836年に完成。高さ50メートル。シャンゼリゼ通りから撮影。似た門どこかで見たぞ!(→平壌の凱旋門もご覧下さい) 
凱旋門U
凱旋門はエトワール(星)と呼ばれる。なぜ星なのか?それは,この凱旋門を中心に,シャンゼリゼ通り等を含む合計12本の通りが放射状に延びており,上空から見ると星のように見えることからそうなったらしい。さて,この門に登ってみよう。
   
シャンゼリゼ通り
凱旋門の屋上から撮影。シャンゼリゼ大通りは凱旋門があるシャルルドゴール広場からコンコルド広場までの約2キロメートル。
凱旋門からエッフェル塔方面を臨む
凱旋門の屋上から南方向を撮影。向こうにエッフェル塔が見える。塔のの手前には写っていないがセーヌ川が流れる。
 
エッフェル塔(La tour Eiffel)
エッフェル塔の高さ324メートル。フランス革命100周年を記念して開催されたパリ万博の目玉建造物として,1889年に完成した。1930年まで世界一高い建造物であった。当時,奇抜なデザイン故,賛否両論があったらしい。
エッフェル塔(La tour Eiffel)II
エッフェル塔の撮影は難しい。近づきすぎると,大きすぎてカメラに納まらない。お勧めは,対岸のトロカデロ広場越しからのエッフェル塔。ここは高台になっているため,エッフェル塔は美しく映る。
 
ルーヴル美術館(Musee du Louvre)
世界最大級の美術館。もともと12世紀に要塞として建設したルーヴル城が発祥。18世紀後半になって美術館として開館した。中庭には周りの歴史的建造物と対照的な近代的芸術作品であるルーブルピラミッドがあり,そのギャップが興味深い。
   
 
セーヌ川とシテ島
パリの中心部を流れるセーヌ川。左はシテ島。シテ島はパリ発祥の地ともされる。ノートルダム大聖堂,パリ警視庁とパリ市立病院等がある。
ノートルダム大聖堂
フランス・カトリック教会の総本山。1163年から約200年かけて建造されたゴシック芸術の極致。
 
ノートルダム大聖堂(南面)
南面からの撮影も美しい。正面にツイン塔があり,奥に長いことがわかる。
ノートルダム大聖堂の内部
内部に入ると,それまでのパリの華やかさからがらっと雰囲気がかわり,厳かな雰囲気となる。
 
オペラ・ガルニエ
オペラ座。ナポレオン3世が命じ建造された歌劇場。1875年完成の重厚な建造物。
コンコルド広場(Place de la Concorde)
パリ中心部の広場。ここからシャンゼリゼ通りを登ると,凱旋門に突きあたる。
 
パリ北駅(Gare du Nord)
ここからはロンドン行きユーロスターやアムステルダム行きタリス等北行き列車が出発する。この駅にはボロボロのスーツを着たコジキがいて,柔らかに説得され金を要求してくる。一度あげると,会うたびに礼を言われ,なんかくすぐったい。
この駅から何度出発しただろう。
リヨン駅 (Gare de Lyon)
リヨン駅はパリからリヨン(南方面)へ向かう鉄道の起点。かくしてリヨン駅と呼ぶが,リヨン市にはリオン駅というものは無いそうである。もしあったら,ややこしい。パリ滞在中はこの周辺にいつも宿を構える。宿のとなりのグロッサリーは,ラオスからの移民が経営しており,私のことをいつも覚えてくれていて気持ちが良い。

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