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ノルウェー (Norway)

 
 ノルウェーはスカンジナビア半島の西側にある南北に細長い国。現在,北海油田の開発に成功し,オイルマネーで欧州一の物価高を誇る国である。何もかもビックリするくらい高い。スイスやルクセンブルグの物価が高いと言われるが,そんなの比じゃない。
 ここで紹介するベルゲンは首都オスロに続くノルウェー第二の都市。北緯60度に位置し,真夏は百夜が体験できる。私が訪れた8月中旬でも,日の入りが午後10時過ぎ。晴れていれば暗くなるのが就寝後という状況であった。当然,朝起きたらとっくに日が出ている。ただ,ここベルゲンは,1年に365日雨が降ると言われるくらい雨が多く,1年を通じてほぼ毎日降雨がある。しかし,急に晴れてくることもあり,1日に晴れ,曇り,雨が目まぐるしく入れ替わる天気が体験できる。夏は晴れたら気温が20度くらいまで上がり快適である。逆に冬でも氷点下になることは稀で,オスロに比べてこの街は過ごしやすいようである。
 このページでは,ベルゲンの街及びフィヨルド,フロム鉄道等を紹介します。

(2017年記)

ベルゲン(Bergen)

ベルゲン市街
見たとおりの港町。フロイエン山(標高320メートル)から撮影。フィヨルドの地形を利用した天然の港を利用し,古くから海産物の交易で栄えた街である。
フロイエン山へのケーブルカー
フロイエン山にはケーブルカーか徒歩の選択肢となる。ロープウエイは8分。徒歩は1時間強。シーズンはこのロープウエイに行列ができるので徒歩が早いかも。
 
ブリッゲン(Bryggen)
世界遺産のブリッゲン。木造の古い倉庫群である。ベルゲンに来たら写真撮影の鉄板スポット。カラフルな彩りが美しい。現在は,レストラン,ホテル等に改装されて使用されている。
ブリッゲン(Bryggen)と渡し船
ブリッゲンを対岸から撮影。手前には渡し船。渡し船は目と鼻の先,ぐるっと回って歩いて数分の対岸にも出ており,生活の足となっている。
 
ブリッゲン(Bryggen)遠景
カラフルな建物とフィヨルドの入り江が美しい。山が迫っているので,建造物は海沿いの限られた部分に建つのみ。この街,木造ゆえ,何度も火災に見舞われ,そのたびに復元して今に至っている。
 
ベルゲン市街の様子(1)
ブリッゲン方向を臨む。晴れると美しいが,晴れてもすぐ雲に覆われる。そう。この街は1年で365日雨が降る。
ベルゲン市街の様子(2)
聖ヨハネス教会から撮影した通り。まさに絵に描いたような港の坂道。
 
ベルゲン市街の様子(3)
古い街は道が石畳である。この様な欧州の街に,アスファルトは似合わない。奥の高台に聖ヨハネス教会が見える。
ヨハネス教会
新ゴシック様式。緑の尖塔が美しく,また,高台に建っているので,市内どこからでもよく目立つ。
 
路面電車
市内はバス,路面電車,渡し船が走り,地元の方は,うまくそれらを乗り継いでいる。我々観光客は,街の中心部だけ移動するため,移動はレンタサイクルで十分である。
市内の公園
芝生の緑が鮮やかな公園。この手前には池があり,市民憩いの場所となっている。奥は図書館(と思われる)。

ベルゲンからのエクスカーション(フィヨルド見学)

ベルゲン駅
フィヨルド観光はここベルゲン駅からスタートする。今回のルートは,ソグネフィヨルド(Sogne Fjord)を見るコースで,ノルウェーナットシェルというコース。ベルゲン(Bergen)→ヴォス(Voss)→グドヴァンゲン(Gudvangen)→フロム(Flam)→ミューダル(Myrdal)→ベルゲン(Bergen)と一日で乗り継ぐ。
ベルゲン駅は終着駅
終着駅は始発駅。ベルゲン鉄道(ベルゲン線)はここベルゲンから首都オスロに近いヘーネフォスを結ぶ全長約500kmの鉄道。ベルゲンからヘーネフォスを経由してオスロまで,鉄道で所要約7時間。途中,標高1,237メートルの北欧の鉄道最高地点を通過する。
 
ベルゲン(Bergen)→ヴォス(Voss)
先ずは電車に乗って出発。ベルゲンからヴォスは1時間20分ほど。ベルゲンは海辺の街。海抜0メートル。下車する駅のヴォスも海抜数十メートル。この区間,峠を少々超えるのみ。
列車の車窓から
列車で出発すると,フィヨルドの美しい風景がいきなり飛び込んでくる。フィヨルド観光の圧巻は船からの眺めとされるが,列車の車窓からの眺めも美しい。
ヴォス(Voss)→グドヴァンゲン(Gudvangen)
ヴォスからグドヴァンゲンはバスで移動となる。この間1時間と20分ほど。峠を越え一気に下る。写真は峠越えの場所。至る所に滝が見える。
グドヴァンゲン(Gudvangen)
グドバンゲンの港に到着。海抜0メートル。この港は小ぢんまりしている。お土産物屋さんも控えめに数件あるのみ。港の近くに採石場があり,その音だけが響いている。
 
グドヴァンゲン(Gudvangen)→フロム(Flam)
この間は,この観光コースのハイライト,フィヨルド観光船に乗る。高速ボートなら1.5時間,普通船なら2時間ほど。
高速観光船
高速観光船が少々値段が高い設定になっている。急ぐ旅ではないので,高速船を選ぶ必要は敢えて無い,が,高速船が新造船である。
 
   
グドヴァンゲン(Gudvangen)を出航
出航するといきなり氷河に削られたフィヨルドが見える。陸から見る風景とは全く違う。フィヨルドは海から見るものである。
高速船とノルウェー国旗
狭いフィヨルドの隙間をクルーズするので,川と勘違いしそうになるが,ここは海(深い入り江)である。
 
海から見るフィヨルド
ソグネフィヨルドの入り江の全長は200km超。周囲の山々の標高は1,700メートル超。最深部の水深は1,300メートルにも及ぶ世界最大級のフィヨルドである。山頂付近には雪渓が見える。クルーズの途中,小さな集落がところどころに見える。小さくとも集落ごとに教会があったのが印象的。
 
そろそろフロムに到着
1時間30分の船の旅も終わり。そろそろフロム港に到着。この地の天候は変わりやすく,この短い間にも天候が何度も急変した。晴れたら快適で曇れば急に寒くなる。真夏でも長袖のセーターかそれ以上の装備が必要。
フロム港に停泊中のクイーン・エリザベス号
この日,たまたまこの港に豪華客船クイーン・エリザベス号が停泊中であった。フィヨルドクルーズの真っただ中であろう。無茶苦茶大きい。調べたところ,全長294メートルデッキは12層らしい。
 
   
フロム港
クイーン・エリザベス号が停泊する港。この港は,大規模である。ホテルもレストランも遊園地,土産物屋さん等何でも揃っている。
何でも揃うフロム港
ここでノルウェーの物価高を目の当たりにした。移動式の屋台でタイ料理屋があったので,価格をチェック。チャーハン(持ち帰り)が日本円で3,000円也。買う気しません!
 
フロム(Flam)→ミューダール(Myrdal)
今回のハイライト(のひとつ)。フロム鉄道。急勾配の山間部を縫うように走り,風光明媚な景観を楽しむ鉄道。標高0メートルのフロムから標高865メートルのミューダール間,20kmを約1時間で結ぶ。
列車のすれ違い区間
列車はドンドン急勾配を登って行く。中間地点であるベーレクヴァム(Berekvam)駅(標高345メートル)で,下り列車とすれ違う。その他区間は全て単線となっている。
 
ショース滝(Kjosfossen)
ショースフォッセン駅(標高630メートル)で途中下車。鉄道は夏季のみこの駅で停車する。下車し,雄大なショース滝を見る。雨も降っていないのに,数分で服はびしょびしょになるくらいの水の勢いである。この滝に到達するには,フロム鉄道に乗車するほか無い。
 
フロム渓谷
フロム鉄道の見どころの一つであるフロム渓谷。この渓谷のてっぺんに終点のミューダール駅がある。くねくねの車道とその横の滝が美しい。この道をマウンテンバイクで降りると気持ちいいらしい。
ミューダール(Myrdal)→ベルゲン(Bergen)
ミューダールでベルゲン鉄道に乗り換える。ここからベルゲンまでは2時間30分。往路で下車したヴォス駅まで1時間。そこからは朝乗った逆ルートを走ります。これにて,ソグネフィヨルドツアー(日帰り)終了。

ベルゲンの食事

魚市場(Fish Market)
ベルゲンの鉄板観光スポット。ベルゲンの入り江の一番奥の一等地に魚市場はある。この市場の歴史は古く,発祥は13世紀までさかのぼるという。
観光客で賑わう市場
日本では魚市場と言えば朝が定番であるも,ここベルゲンでは,夜のとばりがおりるころ,魚市場は活気が出てくる。
 
 
ノルウェーの鯨食文化(Whale)
鯨肉は日持ちさせるために市場ではスモークにして売っている。味見した(鯨のスモークは初めて食べた)が,なかなか美味。
魚市場に並ぶカニ
カニは世界中どこに行っても高い。ここベルゲンでもタラバガニはキロ1万円超(790クローネ)。北海道の方が安いと思う。
 
本場のノルウェーサーモン
キロ当たり299クローネ(約4,500円)の表示。無茶苦茶高い。日本で買うより,なぜ本場で買う方が高いのか理解に苦しむ。売り子の人件費が高いということで理解するしかない。
刺身&寿司レストラン
フレッシュな魚はいくらでもある。それなら・・・と,日本人が食べたくなるものは刺身&寿司。ベルゲンには何軒もあります。日本食レストラン。寿司文化はどの国でも根付いている。
 
トナカイ(Reindeer)のステーキ
トナカイはノルウェーの北部で養殖(放し飼い)している。肉は食用として広く普及している。子羊のようにサッパリとしておいしい。
鯨肉のカルパッチョ
日本と同じ鯨食の文化を有するノルウェー。港街のレストランでは日本より鯨肉料理に遭遇する確率が高い。
最後までご覧いただき,ありがとうございました。

バス