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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集欧州 > スペイン

スペイン (Spain)

 
 スペインは見どころが多くあり,また,気候が温暖であるため,四季を通じて旅行が楽しめる。物価も他の欧州先進国と比べると安価で旅行しやすい。加えて,食べ物がおいしいこと。日本人と同じ白米の食習慣もあり,特にパエリアは日本人の口に合う。イベリコ豚の生ハムは絶品。また,ワインもとてもおいしく,値段が安い。ワインの生産量は相当量あるらしいが,自国で消費してしまうため,輸出にほとんどがまわらないという。滞在中の問題は,夕食時間が遅いこと。多くのレストランの夕食時刻は午後9時から。基本的に時差ボケで滞在してるので,この時刻まで起きてられない。たとえ夕食にありついたとしても,この時刻からゆっくり食べて就寝すると必然的に睡眠時間が不足してしまう。だからシエスタがあるのである。

(2006年記)

バルセロナ(Barcelona

バルセロナ市内風景
バルセロナはその都市圏で300万人の人口を持つ。スペインに位置しながら,歴史上は独自の文化を持つ。カタルーニャ語の復興も進んでおり,表示はスペイン語と併記されている。また,街には一部の運動家により,スペインからの独立を掲げる看板も多い。
カタルーニャ自治州政府庁舎
旧市街のサン・ジャウマ広場を散策すると,カタルーニャ政府庁舎が見えてくる。14世紀の建造物。その後,庁舎としての機能の廃止,復活を幾度も繰り返し,現在に至っている。スペインの国旗と並びカタルーニャ旗が誇らしげに掲げられている。
 
聖家族贖罪教会:サグラダ・ファミリア
世界を代表する建築家,ガウディー(1852-1926)の設計。1882年に着工したが,複雑な構造と資金不足のため,いまだ完成していない。完成年についてはさまざまな予想があるが,建造とともに古くなっている部分の修復も行う必要があり,完成しないという予想もある。
カサ・ミラ
これもガウディの残した建造物。現地ではラ・ペドレラと呼ばれている。グネグネ曲がった曲線をコンセプトに設計されており,なんとも印象的である。このほか,グエル公園,カサ・ヴィセンス等バルセロナにはガウディーの作品が多くあり,一部は世界遺産として登録されている。 
 
ヨットハーバー
バルセロナは地中海に開けている。大航海時代から港町として栄えた港湾都市である。海が見える港の風景が最もバルセロナらしい風景かもしれない。
コロンブス記念塔
コロンブスが新大陸を指差している。新大陸を発見した後,コロンブスはこの地バルセロナで女王にその報告をしたといわれ,それを記念し建造され1888年に完成した。

マドリードMadrid

王宮
その昔,ここにイスラム教の要塞があったとされ,そこを征服して王の宮殿を建設したとされる。マドリッドは欧州にありながら,イスラム教の影響を大きく受けた土地である。
王宮(その2)
王宮はマドリッドで最も美しい建物とされる。現在も王族の住まいとして使用されている。
 
スペイン広場
塔の前にドンキホーテとサンチョ・パンサの像がある。
市内風景・アルカラ門
1778年完成の門。
 
市内風景・中央郵便局
シべレス広場に建つ歴史的建造物。郵便局として使用されている。
市内風景・デスカルサス・レアレス修道院
歴史的な建造物。外側は頑丈な石造り,内側には彫刻や絵画が展示されている。

古都「トレド」へ(Toledo

トレド全景
古都トレドは,マドリッドから車で南に1時間強。イベリア半島をかつて支配した西ゴート王国(415-711年)首都。その後の変遷により,キリスト教,イスラム教,ユダヤ教が交錯した都市である。世界遺産に登録されている。
トレド全景(その2)
711年にイスラム教に征服され,西ゴート王国は滅亡した。その後の1085年,カスティーリャ王国により,イスラム支配から奪還し,後のスペイン王国の基礎を築いた。左の尖がったのが大聖堂。中央の建造物がアルカサル。
 
タホ川に渡された橋
要塞都市にはこの手の橋と門が必須アイテムである。今はひっそり静かにたたずむが,過去にはこの橋でいくつものドラマがあったに違いない。
夕暮れの要塞都市
この辺の高台から敵が攻めてくるのを見張っていたに違いない。下にタホ川が見える。
 
トレド大聖堂
1226年に建築が開始され,1493年に完成したゴシック様式のカテドラル(大聖堂)。スペイン・カトリックの総本山として今も君臨している。
市内風景
トレドは鉄製品が有名であり,特に「剣」が有名である。ショップで一緒になったアメリカ人の旅行客。長い「剣」を衝動買いしていたが,警戒厳しい自国に持って帰れたのか今でも気がかりである。

バス