バルセロナ市内風景 バルセロナはその都市圏で300万人の人口を持つ。スペインに位置しながら,歴史上は独自の文化を持つ。カタルーニャ語の復興も進んでおり,表示はスペイン語と併記されている。また,街には一部の運動家により,スペインからの独立を掲げる看板も多い。 |
カタルーニャ自治州政府庁舎 旧市街のサン・ジャウマ広場を散策すると,カタルーニャ政府庁舎が見えてくる。14世紀の建造物。その後,庁舎としての機能の廃止,復活を幾度も繰り返し,現在に至っている。スペインの国旗と並びカタルーニャ旗が誇らしげに掲げられている。 |
聖家族贖罪教会:サグラダ・ファミリア 世界を代表する建築家,ガウディー(1852-1926)の設計。1882年に着工したが,複雑な構造と資金不足のため,いまだ完成していない。完成年についてはさまざまな予想があるが,建造とともに古くなっている部分の修復も行う必要があり,完成しないという予想もある。 |
カサ・ミラ これもガウディの残した建造物。現地ではラ・ペドレラと呼ばれている。グネグネ曲がった曲線をコンセプトに設計されており,なんとも印象的である。このほか,グエル公園,カサ・ヴィセンス等バルセロナにはガウディーの作品が多くあり,一部は世界遺産として登録されている。 |
ヨットハーバー バルセロナは地中海に開けている。大航海時代から港町として栄えた港湾都市である。海が見える港の風景が最もバルセロナらしい風景かもしれない。 |
コロンブス記念塔 コロンブスが新大陸を指差している。新大陸を発見した後,コロンブスはこの地バルセロナで女王にその報告をしたといわれ,それを記念し建造され1888年に完成した。 |
トレド全景 古都トレドは,マドリッドから車で南に1時間強。イベリア半島をかつて支配した西ゴート王国(415-711年)首都。その後の変遷により,キリスト教,イスラム教,ユダヤ教が交錯した都市である。世界遺産に登録されている。 |
トレド全景(その2) 711年にイスラム教に征服され,西ゴート王国は滅亡した。その後の1085年,カスティーリャ王国により,イスラム支配から奪還し,後のスペイン王国の基礎を築いた。左の尖がったのが大聖堂。中央の建造物がアルカサル。 |
タホ川に渡された橋 要塞都市にはこの手の橋と門が必須アイテムである。今はひっそり静かにたたずむが,過去にはこの橋でいくつものドラマがあったに違いない。 |
夕暮れの要塞都市 この辺の高台から敵が攻めてくるのを見張っていたに違いない。下にタホ川が見える。 |
トレド大聖堂 1226年に建築が開始され,1493年に完成したゴシック様式のカテドラル(大聖堂)。スペイン・カトリックの総本山として今も君臨している。 |
市内風景 トレドは鉄製品が有名であり,特に「剣」が有名である。ショップで一緒になったアメリカ人の旅行客。長い「剣」を衝動買いしていたが,警戒厳しい自国に持って帰れたのか今でも気がかりである。 |