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スイス (Switzerland)

 
 スイスは言わずと知れた永世中立国。多くの国際機関の本部が置かれている半面,有事に備えて,陸海空軍ともに高武装の国としても知られ,アルプスは高度な要塞となっている。また,一般道も戦車のバリケード等が何気なく施されている等,永世中立国ゆえの対策がある。
 4つの公用語(ドイツ語,フランス語,イタリア語及びロマンシュ語)が地域によって使い分けられており,スイス人同士も時には公用語以外の英語で会話することがある等複雑。また,全公用語+英語を話さないといけない職業もあり,義務教育から基本はマルチリンガルとなっている。
 チューリッヒとバーゼルに行く機会がありましたので紹介します。


(2009年記)

チューリッヒZurich

ューリッヒ市内風景
チューリッヒはスイスの金融,経済,商業,文化等の中心都市。街はチューリッヒ湖から流れ出すリマト川の河畔に沿って発達している。リンデンホフの丘より撮影。
リマト川周辺
チューリッヒ湖畔からリマト川河畔にかけて緑が多く美しい。遊覧船の運行やプレージャーボート遊びも盛んであるが,晩秋は写真のように店じまいしていた。
 
チューリッヒ湖畔
湖畔(リマト川への流れ出し口)よりチューリッヒ市街方向を臨む。手前の橋はケー橋,奥にフラウミュンスター寺院,サンクトペーター教会が見える。
リマト川東岸より
湖畔より,リマト川東岸を下ると,フラウミュンスター寺院(左),サンクトペーター教会(右奥)が大きく見えてくる。フラウミュンスター寺院はシャガール作のステンドグラスで有名
 
リマト川西岸より
リマト川西岸からはチューリッヒのシンボル,グロスミュンスター教会の高さががひときわ目立つ。
グロスミュンスター教会
リマト川西岸より,ミュンスター橋とグロスミュンスター教会を臨む。グロスミュンスター教会は,チューリッヒのシンボルであり,ツインの塔は街のどこからでも見ることができる。

チューリッヒからのエクスカーション

ルツェルン
チューリッヒから南に1時間。ルツェルン湖の湖畔の交通の要所として発達した美しい街ルツェルン。背の高い建造物はホーフ教会。
ルツェルンのカペル橋
ルツェルン観光のハイライトはこの橋。ルツェルン湖から流れ出るロイス川に架けられた木造建築の橋で,屋根付き。この橋の写真は旅行パンフレット等にしばしば登場する。
 
ルツェルンのイエズス教会
ロイス川沿いにあるスイス最古とされるバロック方式の建造物。時間不足で中には入れませんでした。
ルツェルン湖畔のサンセット
晩秋の夕暮れは早く,そろそろチューリッヒに帰ります。ルツェルンはこぢんまりした美しい街でした。
 
友人宅に向かう途中の風景 I
チューリッヒ郊外にてスイスらしいのどかな風景に出会いました。
友人宅に向かう途中の風景 U
同じく,のどかな田舎道。
 
スイスアルプスはこの先
この先にそびえるアルプス連峰を見たかったのですが,時間切れであえなく断念。ルツェルン湖畔より撮影。
マッターホルン
スイスアルプスが見たいという私の無理なリクエストに答えて,友人が写真を提供してくれました。

バーゼル(Basel

バーゼル市街
ライン川沿いに発達した街。スイス,フランス,ドイツの3国の国境の街である。スイス領にありながら,バーゼル空港設備はフランス領内で借地をして運用している。到着すると,フランス出口とスイス出口があるので入国を間違わないようにしないといけない。
バーゼル市庁舎と市場広場
広場で市場が開かれ,野菜や花が今でも売られてる。市庁舎は16世紀の建造物で,バーゼルがスイス連邦に加盟したときに建てられたと言われている。バーゼルは交通の要所で,大型船がライン川をここまで登る。私は過去に船籍スイス,港はバーゼルという貨物船をカナダの港で目撃した。
 
 
路面電車
バーゼル観光はこの路面電車でまわれます。新車両も走っていますが,旧車両がこの様に重厚感と趣がある。
バーゼル大聖堂
丘の上に建つバーゼル大聖堂。正面は工事中でした都合,横からの撮影となりました。

バス