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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集タイ > メーホンソン

メーホンソン (Mae Hong Son)

 
 メーホンソンはタイの北部ビルマ国境の山岳地帯に広がる街で,タイ北部の主要都市であるチェンマイから車で5時間以上かかる秘境である。現在は,航空機による定期便が就航し,バンコクから1時間,チェンマイから30分足らずでアクセス可能となったが,長い間隔絶され発展した歴史とビルマ文化の影響を受けた街並み,名物の朝霧が立ち込める静寂なたたずまいが残り,タイ北部の新しい観光スポットとなっている。
 メーホンソンは,タイ領土でありながら,地形的にはタイからのアクセスは厳しく,タイ人の入植が遅れた地帯で,今でもタイ族より多くの少数民族の支配地域が目立つ。タイ語は共通語で皆がしゃべるが,コミュニティーでは,少数民族,山岳民族ごとの言葉があり,大変興味深い。
 郊外に足をのばすと更に秘境となり,手つかずの自然が残されている。また,この地帯は山岳民族が焼畑農業でケシを栽培,アヘンを精製し非合法な活動をしていた一帯でもある。今は,国を挙げてのプロジェクトにより,山岳民族は定住し,合法的な農業や観光産業等に従事している。この山岳民族のひとつであるミャンマーから流れてきた長い首の女性がいる村も外せない観光地となっている。

 
(2006年記)
(2018年パーイの紹介を追記)

メーホンソンの見どころ

メーホンソン空港にアプローチ
チェンマイ空港をプロペラ機で飛び立って20分少々でメーホンソンの街が見えてきた。冬季(乾季)に訪問したため天候は良かったが,山岳部上空の気流は悪かった。暑季や雨季はこの路線は天候を理由によく引き返したり欠航する。
メーホンソン全景
これで街全景である。実に小さな街である。中央にチョーン・カム(Chong Kham)湖,,左奥に滑走路が見える。中心部から空港まで徒歩10分。コン・ムー山頂にあるワット・プラ・タートドイ・コン・ムー(Wat Phra That Doi Kong Mu)より撮影。
 
池越しに2つの寺院(昼景)
湖のほとりに並ぶ2軒の寺院。左側奥がワット・チョーン・カム(Wat Chong Kham),右がワット・チョーン・クラーン(Wat Chong Klang)。手前はチョーン・カム湖。
ワット・チョーン・クラーン(昼景)
この仏塔の銀の部分がビルマの影響を受けた装飾方式という。よく分からないが,チェンマイの寺院にはこのような装飾は無いかもしれない。
 
池越しに2つの寺院(夜景)
湖のほとりの寺院は日没後ライトアップされる。湖面に映るライトアップされた建物が幻想的で美しい。
ワット・チョーン・クラーン(夜景)
ライトアップされたビルマ方式の仏塔。遠巻きに見て美しく,近づいてもこれまた美しい。
 
ワット・プラ・タート・ドイ・コン・ムー
街の外れの小高い山(コン・ムー山)の頂に建つ寺院。徒歩でも20分ほどで登ることが出来る。白亜の仏塔はビルマの影響を受けたとされる。ここも夜はライトアップされる。
リゾートホテル内の風景
宿泊したリゾートホテル。コテージ棟は部屋が池の周囲に配置され,山岳リゾートのイメージをかもし出している。この静寂さはここまで来て初めて得られるもの。

メーホンソン郊外の見どころ

名物のブアトン(メキシコひまわり)
晩秋(11〜12月)になると,メーホンソン郊外周辺には黄色いブアトンの花がに咲き乱れる。写真は道端で撮影したもので,有名なスポットに行くと,見渡す限りブアトンの花が咲き乱れる野原がある。一度行ってみたいものである。
パ・スア(Pha Sua)滝
メーホンソン郊外の有名な滝。タイ人は滝が好きである。なぜならば,涼しいから。林間の日陰の涼しさとともに視覚の涼しさがある。こういう場所を求めて都会から遠路はるばる避暑にやってくる人が多い。
 
タム・プラー(Tham Pla)
聖魚が生息する洞穴(タム・プラー)への道中。最高のオンシーズン(ホテルは満室状態)に行ったが,観光地は人があふれておらず至って静か。この人出にかかわらず,観光地が整備されているのにびっくりした。もしかしてチェンマイ以上である。
タム・プラーに生息する聖魚
洞穴に近づくと無数に生息している。鯉に似た魚だが,うろこは青色。神聖な魚で,食べることも触ることも禁止されている。それを先に言ってほしかった。名が似ていることから,天ぷらにして食べようかと言って大ひんしゅくだった。
 
ミャンマー国境へ
車とボートを乗り継ぎミャンマー国境地帯へ。この写真は復路撮影したもので,写真奥(向こう側数キロ)がミャンマー。ここまで来ると,川はタイの方向でなく,ミャンマー側に流れている。海への距離は,バンコクに出るよりよりミャンマー側の方がはるかに近いと聞かされた。
パドゥン族の村
目的の場所に到着。パドゥンとは長い首の意味。首を長くする(Long-neck)女性のいる山岳民族の村。昔は山を自由に転々としたが,今では定住し,観光客を集めて生計をたてるようになった。立派な看板まで設置してある。山岳民族は基本的に人種的にタイ族ではない。
 
長い首の女性(1)
写真では何度も見るも,初めて見るとびっくりする。首骨の数は同じでこれを無理やり伸ばしているのである。加齢とともにリングを増やしていくので,ベテランほど首が長い。ここまで伸ばした人はリングを外すと首は折れる。
長い首の女性(2)
若い女性の首はまだ短い。長い首に出来る権利は,全ての女性にあるものでなく,満月の夜に生まれた女性のみに限られている。しかし,観光化が進んだ昨今は詳細不明。なぜなら,満月の夜に生まれる女性が多すぎる。

パーイ(PAI)の見どころ

パーイ川に架かる竹製の橋
パーイの街は,チェンマイとメーホンソンのほぼ中間地点にある(チェンマイから3時間,メーホンソンから2時間半)。この一枚がパーイの街を代表するものであるかどうかは別として,パーイは何にもない田舎街である。しかし,なぜか外国人はこの街が好きである。
ナイトバザール
バザールも小ぢんまり,見慣れたコンビニもある。しかし,パーイの街には,高層ビルというか,3階建て以上のビルはほぼ無い。また,夜になると空が暗く,星が多く見える。中国人と西洋人バックパッカーが比較的長期に滞在している。日本人遭遇率はほぼ0%。
 
メモリアルブリッジ
何のメモリアルかというと,第2次世界大戦中に,進駐した日本軍がチェンマイのピン川に架けた鉄橋(現在のナラワット橋)がその後の紆余曲折の歴史を経て,この地に移設されたもの。
モリアルブリッジ
中国人観光客もここに来て写真を撮っていたが,戦争中の日本の遺産と写真を撮ることを禁じていないのは,中国プロパガンダの片手落ちである。靖国には中国人はいないが,護国神社には中国人がいるのと同じ。
 
パーイ・キャニオン
規模はアメリカのグランドキャニオンの百万分の1以下か?しかし,キャニオンには違いない。小規模すぎて,がっかりするという意見もアリだろう。
パーイ・キャニオン
小規模ってナメるなら,この細い部分を目を閉じて通れるか?小規模でも落ちたら必ず死ねる。観光地化されていないので,策もフェンスも整備されていない。
 
Tham Lot cave(鍾乳洞)
パーイから1時間強ほどメーホンソン側に進んだところにある,Tham Lot caveと言う名の鍾乳洞。この手の洞窟は,内部はコウモリの寝床となっていてそうとう臭い。気にせず進む。
専属ガイド
入場者3名に1人の割合でガイドを頼む。鍾乳洞の中は,日本等と違い,電気配線や電灯は皆無。ガイドはガス灯を持っている。また,見学順路を知っているので大変重宝する。
 
鍾乳洞の中をバンブー製の船で進む
陸地部分でつながっていない部分は,水の上を船で渡してくれる。真っ暗な鍾乳洞の水上をを,ガス灯のみのあかりで進むのはなかなか面白い。
鍾乳洞の出口
船で進むと,出口が見えてくる。なかなか見ごたえのある鍾乳洞であった。鍾乳洞の中は古代の原住民が残した壁画(2~3,000年前)があったが,これも興味深かった。
 

バス