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海外写真集・旅行記OVERSEAS TRIP





海外写真集アセアン諸国 > ベトナム

ベトナム社会主義共和国 (Vietnam)


 ベトナムはインドシナ半島の東海岸の南北に細長い国(最北端は北緯23度,最南端は北緯7度)で,南部は熱帯。北部は四季がある。
 ベトナム戦争でソ連の支援する北ベトナムが勝利したため,現在も社会主義政策を貫く。しかし,大成功のドイモイ政策は既に資本主義の考えで,この国においても社会主義政策に限界があることを証明している。
 この頁では,ハノイでもなく,ホーチミンシティーでもない,中部の街,ダナンを中心に紹介します。
(2019年8月記)


ダナンの見どころ(Da Nang

避暑地バーナーヒルズへ(Ba Na Hills)
バーナーヒルズはダナン観光のハイライト。標高1,500メートルにあるため,市街地より気温が10度も低く,地元の人,観光客を問わず多くがここを訪れる。ロープウェーに約30分乗車すると山の上がテーマパークとなっており,一日遊ぶことができる。このロープウェーは世界最長かつ最高標高差だとか(2019年現在)。写真左はロープウェーの地上駅。ベトナムっぽい雰囲気を醸し出している。山の上での私のお目当てはただ1点。
 
ゴールデンブリッジ(Golden Bridge)
総工費2,000億円をかけて2018年に完成。神の手をイメージしているという。この手の奇抜な発想は筆者(サイト管理人)の得意とする分野であるので,何が何でも是非実物を見てみたかったという訳である。と言うことで完成から約1年で無事この地に到達。行ってみての感想;観光客が多すぎて,この橋の耐荷重が大丈夫かと心配になった。ちなみに,この地への観光客は圧倒的に韓国人が多く,次いで中国人(中国語圏),タイ人と続く印象。日本人は希少。
 
 
ドラゴンブリッジ(Dragon Bridge)
ダナンのハン川に架かる橋。龍がうねるようにデザインされたこの橋,ドラゴンブリッジと呼ばれており,観光スポットとなっている。残念ながら私の撮影はドラゴンのシッポであり,頭は対岸となる。暑いので行くこと断念。週末の夜はこのドラゴンの口から水と炎を吹くショーが行われる。これはまさに圧巻。前記の「神の手」やこの橋の発想はまさに新しいベトナムを象徴とするものである。
 
 
ダナン大聖堂(Da Nang Cathedral)
フランスの統治時代に建造されたゴシック様式の大聖堂(カトリック教会)。街中の一等地にそびえている。ここも観光スポット。ベトナムにおけるカトリック信者は数百万人と言われ,国民のほぼ大半が無宗教であるベトナムにおいて,カトリックの存在感はある。

世界遺産の街ホイアンへ(Hoi An)

ホイアン
ホイアンはダナンの南約30キロにあるトゥボン川の河口に位置する歴史のある港町。かつては,西洋人,中国人,日本人が行き来し,国際貿易港として大繁栄した。
ベトナム戦争時も戦火を逃れ,この街自体が世界遺産に登録されている。
来遠橋(日本橋)
この橋はこの地に駐留した日本人が16世紀に建造したとされている。日本人の街と中国人の街を結ぶ橋であったらしい。橋とはいえ,瓦葺きの屋根がついている立派な建造物である。また,橋の内部には橋寺と呼ばれる祠もある。
 
ホイアンの様子
旧市街を歩いてみると,歴史的建造物がショップやカフェとして営業しており,また,吊るされたランタン(提灯)がノスタルジックなイメージを醸し出し,歴史を感じる街のイメージそのものである。観光をするにはただただ暑いのだけが残念であるが,こればかりは仕方がない。私はダナンから日帰りしたが,この街はレンタル自転車が普及しており,是非1泊して,涼しいうちに自転車でゆっくり街を散策することが達人の技の様である。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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